先月の通院時、血糖測定器が変わるよとのことで、新しいものをもらってきました。
今まで使っていたのはDexcom G6(以下G6と表記)、新しくなったものがDexcom G7(以下G7と表記)。
日本では今年の5月に発売されたばかりで、まだ2ヶ月ほどしかたっていません。
G6を使い切ってG7を使い始めて5日ほどなのでまだまだ使いこなせてはいませんが、今のところ感じたG6→G7になって便利になったことをまとめてみました。
●これがいちばんのメリットだと思いますが、サイズがかなり小さくなりました。
少しわかりづらいかもですが、腕に着けた時の写真の比較がこちら。


実物を比べるとその差が良くわかるのですが、メーカー公式サイトによると60%小型化しているそうです。
G7はこの上から保護テープを貼るため、実際は皮膚にふれる面積はもう少し多くなります。
10日間つけっぱなしなのでどうしても皮膚トラブルがあるんですよね。
なので、サイズが小さくなったのは本当にうれしい限りです。
●セットアップの時間が2時間→30分に。
着けてから2時間は穿刺しての血糖測定でないと血糖値がわからなくて、これが地味にストレスだったんですよね。
なのでG6のときは寝る直前に取り替えられるように調整していました。
そうすれば寝ている間にセットアップが終わります。
でもG7は30分でセットアップできるので、これは大きな改善でした。
●緊急低下アラートが、マナーモードの設定が使用できるようです。
つまり消音の設定ができるということです。
一応設定してみたましたが、低血糖とかにならなかったので正しく設定できたのかが検証できませんでした。
マナーモードは最長6時間までで設定ができるので、仕事のときだけは音が鳴らないようにできたり便利ですよね。
G7に変更になったと同時に、アプリもG7用に再インストールが必要です。
ネットの情報に目を通すと、アプリもG7の方が改良して使いやすくなっているとのことですが、私としてはまだまだ新しいアプリで改良途中なのかなと感じ、少し使いづらさを感じました。
例えばアラートの音色を変更できるのですが、サンプルが聞けないのでどんな音かわからなかったり、G6のアプリは横向きに表示ができたのにG7は横向きにならない、iPhoneで使用していますがヴィジェットの設定ができないといったことですかね。
私が1型糖尿病を発症した20年前は、まさか血糖値が血を取らずに随時測定ができるとは考えもしませんでした。
当たり前のようにいろいろなものが便利に進化していて、何の抵抗もなくその進化を受け入れてきましたが、改めて振り返ると世界の医療の進歩に関心するばかりです。
数ある病気がある中で、1型糖尿病の治療のために動いてくれている人たちがいることに感謝したいですね。