日本では10万人に1~2人が発症するといわれている1型糖尿病ですが、私は今までの人生で同じ1型糖尿病の方に2人出会いました。
ちなみに2人というのは患者会のような1型糖尿病の方の集まりで出会った人は除いて、
私の日常生活の中で偶然出会った方の人数ということです。
1人目は 中学3年生 のとき。
給食の前は保健室に行ってインスリン注射を打つという毎日にほんの少しの変化がありました。
同じように保健室に通う女の子に出会いました。
毎日会っていたはずなのに、名前は覚えていません。
クラスではあまり目立たなそうなタイプのおとなしそうな控えめな女の子。
それが私が はじめて出会った同じ1型糖尿病の子 でした。
10万人に1~2人という珍しい病気と言われていたのに、こんな身近にいるもんなんだなとなんとなく感じたことは覚えています。
その子とはほとんど言葉をかわした記憶はありません。
多分こんにちはと挨拶する程度だったと思います。
私は人見知りしてしまう子だったし、その子も先輩の私にはきっと気軽に話しかけられなかったでしょう。
いっしょに付き添ってくれていたフレンドリーな友だちは何か話しかけていましたね。
人見知りな私なのに、私の友だちには誰にでもフレンドリーに話しかけてしまう子が多かったように思います。不思議ですね。
そして2人目は行きつけの美容院のお兄さん。
たまたま、お兄さんの方から「僕ね、1型糖尿病っていうのになっちゃったんだー」と話してくれて、私も同じです!と。
お兄さんは大人になってから発症したタイプ。確か26歳頃の発症だったと思います。
きっとまさかこんな身近にと驚いたことでしょう笑
今ではカットしてもらいながら、1型糖尿病の情報交換、この間病院でこんなこと言われて~とかお話しています。
1型糖尿病生活20年で出会った2人。
この人数が多いのか少ないのかはわかりませんが、気づかないだけで意外と身近にいるもですね。