PROFILE

はじめまして。
このブログの運営をしております an と申します。

私が1型糖尿病と診断されたのは、小学6年生の1月、12歳 のときでした。

病気とは無縁で、風邪もめったにひかず、健康な子どもだった私も、今では人生の半分以上を1型糖尿病とともに過ごしてきました。

日本では年間発症率が10万に1〜2人と言われるこの病気。
この数が多いのか少ないのかはわかりませんが、めずらしい病気と説明されたわりに、1型糖尿病の方との偶然の出会いも多かったりします。

しかし、共通点があるだけでそれほど親しいわけでもなかったり、逆にあまりに身近すぎたりすると、自分の1型糖尿病ストーリーを話しづらかったり、相手の1型糖尿病ストーリーを聞きづらかったりします。
話すとしても、最近こんな治療しているよ、ヘモグロビンA1cの値が下がってきたよ、こんな医療機器出たみたいだよとか近況報告や情報交換ぐらいでしょうか。

何か悩んだり、話を聞いてもらいたいと思ったときは、私の場合は患者会のようなところへ出向き、家族や友だちには話しづらい、同じ1型糖尿病の人たちだからこそ話せることを、聞いたり話したりしてきました。

そんな中で気づいたこと。
精神面は意外と誰かのブログや書籍に助けられるのかも。
こんなつらいことがあったと共感したり、同じようにがんばっている人がいると励まされたり。

でもその数はまだまだ少ない。
それなら 私も私の1型糖尿病ストーリーを話してみよう!
そう思ったのがこのブログを始めるきっかけです。

患者の数だけストーリーがあります。
私の経験は、あくまで私のストーリー。それが誰かの役に立つのか、助けになるのかはわかりません。
でも、私が当たり前と思って過ごしてきた毎日は、決して当たり前ではないみたいです。
なので、1型糖尿病になって悩んでいる方には同じように乗り越えている人がいるんだと励みになったら良いと思うし、私の経験が同じ1型糖尿病の方の生活の何か参考になったら良いなと思っています。

あと、1型糖尿病を抱える私がどのような人間で、どのような生活をしているのかを知ってもらうためにも、1型糖尿病とは関係のない私の日常も少し交えていきたいと思いますので、そちらのページもぜひ覗いてみてくださいね。

ちなみに治療や経験についてはあくまで“私”の治療や経験です。
治療については個人で判断せずに主治医ときちんと相談して決めていきましょう。
決して自己判断で治療方針を変えてはいけません。
また、プライバシーに関すること(ex.かかりつけクリニックや就職先等)への質問にはお答えしかねます。